モータースポーツは危険との隣りあわせです。
万が一に備えて医療体制も完備しないと世界ラリー選手権は開催できません。

セントラルラリーでは、FIAの安全規定に合致すべく、数々の救急救命装備とともに医療体制についても世界選手権開催レベルのものが用意されていました。

サービスパークには、医療設備を備えたコンテナを設置し、メディカルセンターとして稼働。

この中で、医師と看護師が待機し万が一に備えています。
メディアセンターでも、RallySafeのトラッキング情報を用いて競技の進行状況を監視。

RallySafeのオペレーション画面においては、アクシデント発生時の様子も表示されます。
アクシデント発生車両からのOK,SOSの状況だけでなく、最大の特徴として、クラッシュ時のGが計測され、身体への影響が心配される大きなGを検出した場合、瞬時にモニター画面に警告が表示されます。

そこで、HQ管制室にて医師団の方々にRallySafeのモニタリングシステムの説明も行われました。

  

ちょうど岡崎中央公園でのスペシャルステージ中でしたので、SSライブビューを見ながらでの説明に。

 

RallySafeのスタッフはもとより医師団の方々もモータースポーツが好きで多大な関心がある方々ですので、このライブビューをモリコロパークで大きなビジョンに映してパブリックビューイングにした方が盛り上がるよ!と、RallySafeの機能説明よりもラリーの見せ方が主題になっていました。

世界ラリー選手権を開催することで、日本のラリーの安全性についても向上するチャンスになります。