頸椎保護のFHRシステムについて、度々重量を聞かれますの資料を掲載します。

左が、10年前のHANS社のカーボン製
真ん中が、最新のSCROTH SHR EVO(コンポジット製)
右が、昨年から販売しているSTAND21 CLUB3(コンポジット製)

重量を計測した結果が下です。
肩パッドの重さの違いを取り除くため、肩パッドは外してあります。

10年前のHANS社のカーボンは、676グラム
テザーは、クイックリリースタイプ交換済み。

最新のSCROTH SHR EVOは、706グラム
テザーは、最新の公認形状になっています。
(※ヘルメット側の金具も専用品に交換が必要)

リーズナブルで売れ筋のSTAND21 CLUB3は、703グラム
テザーは、付属の標準形状金具

10年前のHANS社のカーボン製が約30グラム軽いですが、当時で12万円以上
それに比べて、最近のコンポジット(樹脂)製のものは、4万円代。
HANSの進化と低価格の恩恵でしょう。
もはや、リーズナブルなコンポジットモデルでも10年前のカーボンモデルに匹敵します。

ラリーは長い時間装着するので、軽さと装着感は重要です。
軽さにこだわるのであれば、今でもカーボン製でしょう。
しかし、妥協できるレベルの重量さであれば、リーズナブルなコンポジットモデルでも構わないと思います。

いずれもヘルメット・シートベルトを含めて正しく装着することによって、安全性が確保されます。