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日本スーパーラリーシリーズ 第2戦 モントレーin嬬恋

嬬恋キャベツラリーチーム、プロダクションカップ2位

6月21日、嬬恋キャベツラリーチーム発行

日本スーパーラリーシリーズ 第2戦 モントレー in 嬬恋にて、ハンコックタイヤサポートの嬬恋キャベツラリーチームがプロダクションカップ2位を獲得。ターマックラリータイヤVentus Z209およびZ210の日本デビューを飾った。

【競技内容】

6月8日から11日に群馬県吾妻郡嬬恋村にて開催されたスピードラリー競技、モントレー in 嬬恋が、ターマック(舗装路面)ラリーとして日本スーパーラリーシリーズ(以下、JSR) 第2戦 および 全日本ラリー選手権 第5戦 として開催された。ハンコックタイヤがサポートする嬬恋キャベツラリーチームは、国際格式として開催されたJSRに参加。市販車ベースのラリー競技車両で争われるプロダクションカップでの優勝を目指した。

6月8日の公式テスト走行にて、ドライ路面用のVentus Z209,ウェット路面用のVentus Z210の双方が嬬恋キャベツラリーチームのドライバー、黒岩満好の運転する三菱ランサーエボリューション9にて日本の林道を初走行。競技本番に備えて積極的なテストを行った。
6月9日の公式車検において、FIA規格のVentus Z209およびZ210の使用が大会主催者より正式に認められ、晴れて日本のラリー競技にハンコックタイヤの参入が決定。

6月10日、競技1日目

本大会は例年豪雨の中での開催となることから、ウェットセッティングのマシンで挑むことに。セクション1の途中から雨が降るであろうと予想するも、全く雨の気配はなくセクション1はタイムが伸びず。セクション2では晴天が続くと予想しドライタイヤに変更。しかし、天候の急変でSS5スタート直前から雨に。この様にセッティングとタイヤ選択が外れ、総合トップから1分53秒、プロダクションカップトップから33秒の大差を付けられてセクション1とセクション2を終了。
セクション3では多くのチームがドライタイヤを選ぶ中、雨が降ることに賭けてレインタイヤのVentus Z210を投入。SS8のスタート直前から思惑通りの雨になる。SS8では途中濃霧で視界に不良になりスロー走行になるもプロダクションカップトップのタイプを刻む。続くSS9もVentus Z210のウェット性能を如何なく発揮しプロダクションカップトップタイム。セクション3でプロダクションカップトップのクスコレーシング 青山康 選手との差を1.9秒にまで取り返して競技1日目を終了。

6月11日、競技2日目

前日の後半の天気とは打って変わって快晴の青空。雨の気配が全くなくなったことからドライタイヤのVentus Z209に交換。プロダクションカップトップの青山選手と交互にSSクラストップタイムを刻むが、ウェットセッティングの車両では徐々に差をつけられ最終SS前には5.1秒差に。最終SSは地元、黒岩満好の得意とするOmae Suzaka Downであることから劇的な逆転優勝を狙いフルアタックしプロダクションカップトップタイムを刻む。しかしながら、青山康選手が1.4秒差で追従し、結果、3.9秒の僅差にてプロダクションカップ2位で競技終了となった。残念ながらハンコックタイヤの日本国内ラリーデビューウィンを飾ることはできなかったが、日本国内で開催されるラリー競技においてもハンコックタイヤのポテンシャルを示すことが出来た。

【ドライバー黒岩満好コメント】

天候の読みを外してしまったことで序盤に大差を付けられてしまいました。しかし、セクション3でZ210がマッチしたことから1日目終了時にトップの青山選手から1.9秒差まで詰め寄れたのは、まさにハンコックタイヤのおかげです。2日目は終日完全なドライ路面によりマシンセッティングが合ってませんでした。それでも、ドライタイヤのZ209で青山選手と僅差の争いが出来ました。1日目の前半での差を少なく出来ていればプロダクションカップ優勝ができたと思います。悔しいラリーでした。
次回は9月のラリー北海道ですので、グラベル(未舗装)路面でのハンコックタイヤのポテンシャルを発揮できるように頑張ります。

【最終成績】

JSR 国際格式総合

優勝 炭山裕也 クスコレーシング TOYOTA VITZ 48分27秒5

2位 青山康  クスコレーシング SUBARU IMPREZA WRX 51分48秒7

3位 黒岩満好 嬬恋キャベツラリーチーム MITSUBISHI LANCER 51分52秒6

JSR プロダクションカップ

優勝 青山康   クスコレーシング     SUBARU IMPREZA WRX 51分48秒7

2位 黒岩満好  嬬恋キャベツラリーチーム MITSUBISHI LANCER  51分52秒6

3位 野苅家宏一 SUPER ALEX TROOP   SUBARU IMPREZA WRX 55分08秒3

日本スーパーラリーシリーズ(JAPAN SUPER RALLY SERIES)とは

2017年より開始される国際格式のラリー競技3戦による新たなるラリーシリーズ。

第1戦 2月3-5日   International Rally of Tsumagoi(アイス&スノー路面)

第2戦 6月9-10日  Montre in Tsumagoi(ターマック路面)

第3戦 9月15-17日 Rally Hokkaido(グラベル路面)

関連サイト:
http://super-rally.net/ (日本スーパーラリー)
http://www.rally-montre.com/ (Montre in Tsumagoi)

嬬恋キャベツラリーチームとは


日本スーパーラリーシリーズの第1戦と第2戦が開催される群馬県吾妻郡嬬恋村に拠点を置くラリーチーム。ドライバーは嬬恋村在住の黒岩満好(くろいわみつよし)。嬬恋村の特産品のキャベツをチーム名に掲げ、嬬恋村からもサポートされ、ラリー開催地に密着。第1戦International Rally of Tsumagoiでは、プロダクションカップ優勝、総合2位の成績を上げるトップレベルのラリーチーム。チーム運営はテルゾマルムラ合同会社。

関連サイト:
https://terzomarumura.com/ (テルゾマルムラ合同会社)

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