神田和徳様からツール・ド・九州 in 唐津2016の参戦報告が届きました。
多くの皆様のご声援ありがとうございました。


DAY1

KIDAN
4月9日、恒例の唐津神社での安全祈願際から、ツール・ド・九州 in 唐津2016が始まった。事前のシェークダウンでの課題、MINI CROSSOVERで特有のシートポジションの低さ、左フロントの車両感覚に不安を抱え、さらに完走必達のプレッシャーの中むかえたSSスタート。といきなりのエンスト。電子制御のエンジンコントロールへの不慣れから、再始動ももたついてしまった。SS1三方~SS2林の上~SS3黒木平の一巡目はCROSSOVERに慣れることで精いっぱいであっという間にサービスin。ここまではラリーを楽しむ余裕はなかった。
気を取り直しリピートステージへと出発。ようやくMINI CROSSOVERにも慣れてきて、ドライビングを楽しむ余裕が出来てきた。しかし、調子に乗るとラインを外してヒヤッとする。そこは最新のハイグリップラジアルタイヤのDIREZZA β02のグリップ力に助けられ何事もなくリカバリー。これが今の最新のタイヤなのかと感心。その後は着実にステージをこなしDAY1を完走。

DAY2

SS13_1
明けて日曜は、今回初のギャラリーステージを含む6本のSS。前日の完走で極度の緊張感から解放され、リラックスしてステージに臨む。やっと電子制御にも慣れて、どう走らせればいいのかと考えられる余裕も出た。MINI CROSSOVERは当初思ったよりも、はるかに良い感じでドライビングが出来る。そして、競争としても楽しくなってきた。DAY1では8本全てのSSで負けてしまったOPEN-2の前田・平島組に、この日は3本で勝つ。パワーではランサーエボリューション9に劣るが、ハンドリングは悪くないMINI CROSSOVER。DAY2はトータルタイムでランサーエボリューション9を破った。しかし、楽しくなってきたところでラリーフィニッシュ。もっと走りたい…
FINISH
競技の興奮冷めやらぬポディウムでは、感涙とともに 「もっと早くにMINI CROSSOVERのドライビングを掴んでいればクラスの優勝も狙えたはず…」と悔しさもにじませる結果となった。