「パーキンソン症候群ですね」と診断されたものの、一体何なのか正直なところよくわかりませんでした。元気なってから調べてみたところ、「パーキンソン病の4大症状のうち2つの現象が見られ、原因や要因が明確である(○○性パーキンソン症候群と病名が特定される)」のだそうです。ですが、私の場合、顕著な筋強剛、歩行障害はあるけれど、その原因は不明。精密検査でドパミンが減少してるから、パーキンソン症候群で間違いないでしょう、と診断されました。
パーキンソン病は「ドパミンの減少」によってスムーズな動きができなくなるため「運動」に関する症状が多くみられると言われています。
パーキンソン病の4大症状
- 振戦(手や足のふるえ)
- 無動(動きが遅くなる)
- 筋強剛(筋肉がかたくなってこわばり、関節の曲げ伸ばしに抵抗がある)
- 姿勢反射障害(体のバランスがとりにくくなる。歩行障害:前傾姿勢、突進現象、小刻み歩行、歩行時に手を振らない等)
パーキンソン病は、一般的な検査や脳画像に異常がなく、発現する症状を踏まえて診断されるようです。
- 上記の神経所見が一つ以上みられる
- 自覚症状で、上記のような症状がみられる
- 経過が進行性
- 抗パーキンソン病薬による治療で自覚症状・神経所見の改善がみられる
- 鑑別診断で脳血管障害、薬物性の病気等ではないことが証明されている
実は私もパーキンソン症候群と診断された時期がありました。
でも、私は思うのです。 「パーキンソン病は病名なので、診断で確定される。 しかし、(同)症候群は症状名なので、診断されるのは、変ではないか」と。