「パーキンソン症候群ですね」と診断されたものの、一体何なのか正直なところよくわかりませんでした。元気なってから調べてみたところ、「パーキンソン病の4大症状のうち2つの現象が見られ、原因や要因が明確である(○○性パーキンソン症候群と病名が特定される)」のだそうです。ですが、私の場合、顕著な筋強剛、歩行障害はあるけれど、その原因は不明。精密検査でドパミンが減少してるから、パーキンソン症候群で間違いないでしょう、と診断されました。

パーキンソン病は「ドパミンの減少」によってスムーズな動きができなくなるため「運動」に関する症状が多くみられると言われています。
パーキンソン病の4大症状

  • 振戦(手や足のふるえ)
  • 無動(動きが遅くなる)
  • 筋強剛(筋肉がかたくなってこわばり、関節の曲げ伸ばしに抵抗がある)
  • 姿勢反射障害(体のバランスがとりにくくなる。歩行障害:前傾姿勢、突進現象、小刻み歩行、歩行時に手を振らない等)

パーキンソン病は、一般的な検査や脳画像に異常がなく、発現する症状を踏まえて診断されるようです。

  1. 上記の神経所見が一つ以上みられる
  2. 自覚症状で、上記のような症状がみられる
  3. 経過が進行性
  4. 抗パーキンソン病薬による治療で自覚症状・神経所見の改善がみられる
  5. 鑑別診断で脳血管障害、薬物性の病気等ではないことが証明されている

One thought on “パーキンソン症候群

  1. 実は私もパーキンソン症候群と診断された時期がありました。

    でも、私は思うのです。 「パーキンソン病は病名なので、診断で確定される。 しかし、(同)症候群は症状名なので、診断されるのは、変ではないか」と。

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