薬剤調整のスタートラインに立てませんでした。

先ず、チャレンジテストの流れから

1.テスト前夜に、ドパミン薬剤を中止

2.l-dopa服用前の問診
 ・日常生活での自立度合い
 ・会話、嚥下、歩行・転倒など症状の自覚度合い

3.l-dopa服用前の身体所見
 ・筋トーヌス
  検者が、患者の脱力させた肘・膝・手足首に他動的な力を加えて抵抗を評価
 ・指鼻試験
 ・親指・人差し指パチパチ
 ・回内・回外運動
 ・足つま先タンタン
 ・腿上げトントン
 ・姿勢反射異常
  起立した患者を後方に引っ張りその時の反射をみる
 ・歩行障害
  廊下で歩行の様子をみる

 ※人項目ずつ定義されたレベルで評価し点数を記録

4.l-dopa(ドパコール100㎎)服用

(1時間待つ)

5.l-dopa服用後の身体所見
 ・ドパコール服用1時間後が、一番パーキンソンニズム改善効果があるため

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■ 1時間後の評価
 ・身体所見にほぼ変化なし、むしろ右ひじのかたさが増している
 ・ドパミン薬剤の効果はなさそうだ
 ・よってl-dopaの薬剤調整は不要…

■ そのほかの検査状況
 ・脳血流シンチ:異常なし
 ・頭部MRI:異常なし
 ・嗅覚試験:11問/12問中正答

■ ひとこと
 ・毎年GW明けに神経内科学会があるらしい
 ・主治医は、昨年は新潟、今年は神戸へ出張中
 ・検査は出張予定に合わせて組まれているらしい by助手先生

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